2017年5月24日(晴)
(マキノ~河毛)
今日はマキノからの出発です。天気もよく、湖北の絶景が楽しみなコースです。
まずは桜の名所、海津大崎の湖岸道路を走ります。晴れ渡った空と穏やかな湖面、砂浜に打ち寄せる優しい波音が心地よく響きます。
トンネルをいくつか通過し、快適に次のトンネルを抜けた瞬間…。
土砂崩れで通行止め?!
仕方ないのでその景色を目に焼き付けながら(写真)、もと来た道を戻ります。これも旅の醍醐味です。
マキノがら北に進路をとり、山越で2つの長いトンネルを抜け、山の中をひたすら走ります。なかなかアップダウンの激しいコースです。
やっとの事で塩塚港に到着。マキノの浅く淡い色合いの湖面と違い、吸い込まれそうな深い緑の色合いが、同じ湖とは思えない表情を見せてくれました。
少し行くとサイクリングロードが左に分かれ、賤ケ岳に入ります。秀吉・勝家両軍が戦った古戦場で、通過中誰一人としてすれ違う事はなく、ひっそりと歴史を感じさせてくれます。
最後に湖北水鳥公園に向かいます。日が暮れるまでにたどり着きたいと、重い足を一生懸命前に進めました。
最後のトンネルを抜け、公園のある岬にさしかかった時には太陽は雲に隠れていました。公園にたどり着いた時、雲の合間から沈む行く太陽がまたかおを出し、しばらく湖岸で眺める事にしました。
野鳥の生息する水辺の湿地帯の向こうに、湖面に転々と生えてる樹木。その向こうに雲でかすれながら、夕陽が沈んで行きました。
ウシガエルの鳴き声が響き渡る静かな湖岸を背に、夕暮れの田舎道を河毛駅まで走りきりました。
今日の走行距離:40.5km
所要時間:6時間30分
草原からの合計距離11
6.5km