2017年6月15日(快晴)
(河毛~彦根)
今日はのどかな街道沿いの集落、河内毛からの出発です。
田植えが終わったばかりの水田が、初夏の地平線のかなたまで広がり、旅人の心を満たしてくれます。
まもなく浅井・朝倉と織田・徳川が衝突した、姉川にさしかかりました。今日のこののどかな風景からは想像もつかない激戦だったのでしょう。
田園風景をしばらく楽しみ、やがて旧街道らしい街並み、長浜に到しました。沿道の和菓子屋さんでういろを買い、大通寺の境内で一休み。伏見城の一部を移築しただけに、見事な装飾でした。(写真)
参門を出て商店街を散策し、お昼にスープカレーをいただきまた走ります。
湖畔を経由して、JRの北陸線と東海道線の分岐点の米原、さらにその先の旧中山道と北国街道の分岐点、鳥居本宿まで来ました。
今は東海道線が通っていますが、史跡の案内を見ると、ここは中山道なのだと実感します。
夕日を浴び、どことなく寂しげな佐和山城跡のトンネルをくぐり抜け、目的地の彦根に到着しました。

今日の走行距離:26.5km
所要時間:4時間10分
草津からの合計距離:143km